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毎日ブログ

戸建て(古屋)リノベーション@御宿 ビフォアー編

更新日:2017年1月8日

昨年の現場となりましたが、御宿町で進めていた戸建てリノベーション現場。
色々と大変な問題をクリアしながら、ようやく辿り着いたお引渡し(^_^;)

ビフォアーはこんな感じでしたね。
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
外部はモルタル壁とトタンの各2面。構造は軽量鉄骨。
鉄部は腐食が進み、モルタルはバクレツが見られ、お客様には
総合的に建て替えをお奨めした案件でした。
しかも、総2階建ての50坪超の建物。ご予算も1,200万と
中途半端な仕上がりになることが目に見えていました。

古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
お客様のご要望は現状の広さを生かすこと。それならやるしかありません。
解体から構造と外部に手を入れながら、段階的に予算から都度引き算しながら
工事を進めて行くこととなりました。

古屋リノベーション御宿
屋根も腐食して2階は雨漏りが酷い状況。
既存屋根を剥がし、カバー工法で仕上げました。
古屋リノベーション御宿
2階の廊下にも各所雨漏りが発生して床も影響を受けていました。
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
基本間取りはできるだけ触らず、一方で各部屋の間仕切りや下がり壁は全て撤去。
リビングなどの居室は下地を作り直すついでに断熱を充填。床は根太から新規。
お客様の強いご要望で、1,2階全てのサッシはアルミですがペアガラスで全て入れ替え。
耐震上問題が無さそうな箇所は拡張して、開口を大きくとりました。
これがまた腐食した鉄骨相手で苦慮しました。
居室は全て和室だったため、天井から壁からクロス仕上げができるように、
天井は野縁を組みなおすなど、解体手間をできる限り減らすコスト管理で進めました。
古屋リノベーション御宿
古屋リノベーション御宿
既存の水回りは全て解体。給排水は全て新規、電気もほぼ同様です。
45年以上前の布基礎は、解体した所では最低限ですが土間打ちを行い補強と
居室の再レイアウトを行いました。
モルタル外壁も補修前提でスタートした為、防水の観点に気を付けながらの
補修塗装の繰り返し。トタン面は全て剥がして金属サイディングで仕上げました。

リノベーション工事については、新築と違い解体から始まるため、
ある意味でコスト増になります。また、手を入れられる箇所とそうではない箇所、
つまり、目をつぶらなければならない場所が例にもれず出てきます。
そのため、一口に古屋、リノベーション工事と言っても、総合的にみると
建て直しがベターとなるケースがあります。
その辺が、毎度毎度の悩みどころ。最終的にはお客様のご要望と
何よりご予算での判断になるかと思います。
難しい案件(手間がかかる案件)ほどワクワクしてしまう弊社に、
お悩みのお客様はぜひご相談下さいませ。