ＲＣ造のリフォーム工事　漏水編

ご縁あって修繕工事が進む、ＲＣ造の建物。
コンクリ相手の漏水工事は、原因追及も一苦労です。

なんじゃコレ！？という感じかと思います。。

現状は、１階外部の水道メーター本管から、ストレートに約５ｍ程、
鉄管が地中を通って伸び、給湯器に枝分かれしながら、建物躯体に引き込まれていました。
まずは、建物に引き込まれている手前で掘り当て、一旦止水。そこで、地中埋設までの漏水を
チェックしたわけですが、残念ながらそこが原因ではありませんでした。

セカンドステップでは、建物内に引き込まれた直後に１階と２階とで枝分かれしていたので（図面では）、
その分岐点を探し、１階ｏｒ２階以降かのジャッジをしたかったのですが、やはり分岐点はもはや
コンクリの中・・・。

そこで、２階へ立ち上がるシャフトを見つけたので、建物前で掘り当てた箇所から、直接そこへ繋いで
みることに。しかしながら、建物前からだとコンクリートの壁をコア抜きしなければなりません・・・

しかし、今回はラッキーなことに、給湯器のボックス内に５０パイの塩ビ管が出てきていました。
察するに、排水用の通気であろうと思われました。
その通気パイプが更にラッキーなことに収納棚の棚底に潜んでいたのでした！

早速外からポリ管を通して、そのままシャフトへ繋ぎました。
残念ながら、収納の隣りは梁があるので露出となってしまいました。。
※今までの通気用として、ドルゴ通気弁を設置しました。

鉄管なので仕方ないですが、シャフト内でもかなり錆が目立ちました。
結局、１階部の漏水ではなく、２階ｏｒ３階での漏水であることが判明しました・・・トホホ。

という事で、続く・・・

その他、屋内のＥＰ塗装や外壁塗装など、まだまだボリューム満点です。
今回は蓮沼にある池田屋さんを始め、各方面のプロが集まっています。
続く・・・